最近では様々なスマホ決済方法が次々と登場しています。
コンビニやスーパーなどでもスマホを見せてバーコードを読み取るか、スキャンをして値段を入力するだけでお支払いが完了する時代です。
そんなスマホ決済の中の、ペイペイ「PayPay」について説明をしましょう。
スマホ決済アプリ「PayPay(ペイペイ)」とは
PayPayはスマホ決済サービスの一つで、ソフトバンクとヤフーが設立した「PayPay株式会社」が運営しています。
使い方としては、まずPayPayのアプリをダウンロードし、アカウント登録画面に電話番号と希望のパスワードを入力するか、ヤフーのIDから新規に登録をします。
電話番号で登録すればその番号に認証番号が届くのでそれを入力して登録が完了します。
ヤフーIDで登録をする場合はヤフーにログインをして電話番号を入力し、送られてくる認証番号を入力して登録完了です。
PayPayに登録をすると決済システムが使えるようにはなりますが、基本的にお金をチャージする必要があります。
そのための入金方法は主には3つで、1つは銀行口座を登録してそこからチャージをする方法。
2つ目はヤフージャパンカードから入金をする方法。
またはセブン銀行を使って現金チャージをする方法です。
ほかにもヤフオクの売上金を使う方法や、ギフトカードからチャージをする、ソフトバンクとワイモバイルのスマホを使っている人は毎月の携帯電話料金と一緒に支払う「後払い」という方法があります。
ユーザーはPayPayを使用すると使った分の数%の還元がされますが、時期や店舗によってボーナスが多くもらえるキャンペーンを行っているので、キャンペーンを利用することもできます。
還元されたボーナスをPayPay独自の方法で運用するという機能もあります。
PayPayを導入するメリット
PayPayはユーザーにとって高還元率なキャンペーンなど、ボーナスでお得に使えるというメリットがありますが、店側もPayPayを導入することでいくつかのメリットがあります。
加入をすることでキャンペーンの対象になり、キャンペーンを求めて、より多くのユーザーが来店します。来店したことがなかった人でも来店する可能性が高く、飲食店などで「初めて食べたけどおいしかった」などという感想を持ってもらえれば、その後キャンペーンに関係なくリピートするユーザーになることも期待されます。
実店舗での決済の場合は一度タップするだけで決済ができ、現金のようにお釣りを出したりする必要がないのでレジでのやりとりがシンプルになります。
PayPayは外部機関によってセキュリティ機能が不足していないかを調べる脆弱性診断や、様々なサイバー攻撃をしてみてシステムに侵入できるかどうかを試すペネトレーションテストが行われていています。
社内でも24時間365日脆弱性診断を行うなど不正を監視し続けていることや、不正な取引があった場合はPayPay側が被害額を負担してくれるので安全で安心です。
さらに、直接お金の受け渡しなどの接触をしなくて済むので、2020年になって起こった新型コロナウィルスなどの感染予防のためにも導入するメリットがあるといえます。
後払い導入で売上アップ
ネットショッピングなどでは以前から人気が高まっている後払いでの支払い方法。商品が届くときに後払い用の用紙が同梱されていて、それをコンビニや郵便局などで支払うという便利なシステムです。
最近ではチャージしてから利用する決済システムよりも後払いで支払いが可能な決済アプリが一般的になりつつありますがそんな中、Paypayでも2020年4月から一部のお客様限定で、「paypayあと払い(一括のみ)」のサービスが開始されました。
まだ利用できるのは申し込みをして審査に通過した一部のユーザーだけですが、PayPayの利用料金を翌月にまとめて支払うことができます。
対象となるユーザーにはpaypayアプリに「あと払い」のアイコンが表示されており、「あと払い」アイコンをタップすると表示される画面から利用の登録が可能です。
Paypay加盟店であれば、全国どこのお店でも利用できるため、対象となるユーザーであれば利用の登録をしておきたい機能です。
後払いができるようになると、PayPayにお金をチャージし忘れていたり、残金が不足していても商品の購入ができるため非常に便利に利用することが可能です。
【まとめ】
PayPayのアプリをダウンロードして登録をし、チャージをしておくと、現金を持っていなくてもスマホさえ持っていれば簡単にお買い物ができます。
通常のボーナスやキャンペーンで利用者にメリットがあるだけでなく、店舗側もPayPayを導入することで売り上げUPが期待できます。
昨今のユーザーからはPaypayを中心としたスマホ決済に限らず、様々決済システムを使って決済を行うことが求められるようになってきております。
オンラインストアや店舗の運営者としてはスマホ決済の導入も含め、クレジットカード払い、後払いなど幅広い決済方法を準備しておきましょう。