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コラム

後払いの問題点。よく発生するトラブルと対処方法を解説!

2020年11月19日

ECサイトを運営している事業者のなかには、後払い決済の導入を迷っている人が多いかもしれません。

消費者からは後払い決済を望む声もあり、導入すれば売上アップにつながることがわかっている事業者もいるはずです。

にもかかわらず、きちんと代金を回収できるのかどうか、トラブルが起こらないかなど、マイナス面が心配な人もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ECサイトの後払いでよく発生する問題点やトラブルについて詳しく解説します。

あわせて後払い決済を導入するにあたって不安を払拭できるよう、対処法についても紹介します。

後払いのメリット

後払い決済について株式会社SCOREが実施したリサーチの結果によると、3割以上の人が支払い方法に後払い決済がないことによって購入を諦めたことがあると回答しています。

前払い決済の場合、顧客は商品が届くかどうか不安があり、事業者には未入金のままキャンセルになるリスクが課題となっています。

代引き決済では受け取り時に顧客が在宅している必要があるうえ、当日代金を準備しておかなければなりません。

なかには手元にお金がないという理由で返品されることもあります。

クレジットカード決済ではカード情報をサイトに入力することを好まない顧客もおり、購入を辞めてサイトを離脱する可能性があります。

また学生や主婦、高齢者にはクレジットカードを持っていない人も多くいるでしょう。

後払い決済はクレジットカードを持っていない顧客でも先に商品を受け取り、あとで代金を支払える便利で安心なサービスです。

顧客に購入してもらうチャンスを逃さないためにも後払いは有効な決済方法です。

※参考

後払い決済・コンビニ後払いのメリット  | 後払い決済・コンビニ決済サービスなら@払い(アトバライ)

後払いの問題点

後払い決済を導入することで発生する問題点やリスクは、適切に対処できなければ日常業務にも支障をきたすおそれもあります。
この段落では後払い決済が原因で陥りがちな問題点について3つ挙げ、それぞれ詳しく解説します。

一番多い問題が『代金の未回収リスク』

後払い決済で一番多い問題は、商品を受け取っておきながら代金が支払われない未回収のリスクです。

ただし同じ代金の未回収といっても、うっかり支払い手続きを忘れているだけというケースがあれば、最初から支払いをするつもりがない悪質な場合もあります。

支払うつもりがあっても、つい忙しくて忘れてしまうこともありますし、複数の支払いが重なって1つだけ手続きを忘れてしまったということもあり得ます。

払込票を紛失してしまうこともあるかもしれません。このような「つい忘れていた」というケースでは、連絡すればすぐ支払いに応じてくれる可能性は高いでしょう。

一方で最初から支払う意思がない悪質なケースの場合は、もう少し踏み込んだ対処をしなければなりません。

顧客の反応を見ながら適切に対応する必要があるため、次の段落では代金を支払わない顧客への対応の仕方について詳しく解説します。

代金を支払わない顧客にどう対応する?

代金を支払わない顧客に対し、まずはメールで何度か督促してみます。

相手にもなにか事情があってのことかもしれませんし、ただ忘れていただけの場合もあるため、最初の督促は穏やかな表現を使うことがポイントです。

「入れ違いになった場合はご容赦ください」などの文言を最後に付け加えておくこともおすすめです。

2度ほどメールで督促しても反応がない場合、メールのチェックをしていない可能性も考えられるため、電話や手紙、FAXなど別の手段を使った督促もあわせて行ってみましょう。

それにもかかわらず支払いに応じてもらえなければ、あらためて法的措置をとる旨の記載を加えた督促を出します。

そこまでしても支払う意思がないと判断したら、次に行うのが『内容証明の送付』です。

その後は裁判所での支払督促の申し立てや少額訴訟の手続き、警察署への被害届の提出などの対応を段階的に行っていきます。

代金回収ための督促も業務を圧迫

代金の未回収が発生した場合、そのままなにもしなければ自社の損失になってしまいます。

しかも、多くの顧客を抱えているほど、未回収客の数も多くなる傾向にあり、運営を続けていくうえでECサイト側には大きな打撃になるはずです。

そもそも後払いサービスを自社でやろうとすれば、与信審査はもちろん請求書の発行から入金の確認や代金の回収まで、すべて自分たちで行う必要があります。

それだけでも大変なところに、支払いが滞っている顧客がいればは督促も行わなければなりません。

督促業務が頻繁に加わることになれば多くの手間や時間がかかり、通常業務を圧迫してしまうのは目に見えています。

メールの送付や電話をかけるだけでも数が多くなれば時間をとるうえ、裁判所での申し立てや、警察署への被害届の提出まで必要な状況になればかなりの負担です。

後払い事業者の利用がおすすめ

こうした後払い決済の問題点を解決できる方法の1つが、後払いサービス事業者の利用です。

後払いサービス事業者の利用には『未回収リスク保証』と『業務の効率化』という2つのメリットがあります。

多くの後払いサービス事業者では代金の保証をしており、実際に顧客から支払いがあったかどうかにかかわらず代金を立て替え払いしてくれます。

利用するにあたって手数料が必要になりますが、手数料以上に売上がアップするなら利用する価値があるでしょう。

また後払いサービス事業者は請求から代金の回収までの業務も請け負っています。

具体的には与信審査や請求書の発行、入金の確認、問い合わせへの対応や督促などです。

これらの業務を任せてしまえれば、自社業務の効率化や業務にかかわるコスト削減も可能になります。

まとめ

ここまで後払い決済の問題点について解説してきました。後払い決済を導入すれば新規顧客を獲得しやすくなり、売上を増やすことも夢ではありません。

とはいえ代金の未回収リスクがあることや、
その督促に労力がかかってしまうなどの問題点があるのも事実です。

これらの問題点は後払いサービス事業者を利用することで解決できます。

通販大手のニッセンが作った後払いサービス『スコア後払い』は、充実のサポートと業界最安値水準の決済手数料が特徴です。

後払い決済を導入することを検討しているならば、未回収リスクや督促などの負担を減らせる後払いサービス事業者の利用を検討してみましょう。

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